紀伊国名所百首［紀国百首］・続紀伊国名所百首［続紀国百首］ 【判型】半紙本1冊。縦230・228粍。 【作者】正編：本居大平（稲掛茂穂・藤垣内フジノカキツ・稲掛大平）編。本居内遠（木綿垣・榛園＊大平の養子）序。広隆画（口絵）。続編：高階三子（タカシナミツタネ、西田惟恒コレツネ）編。 【年代等】正編：嘉永元年12月、吉田安季跋。嘉永元年12月刊。［紀州］帯屋伊兵衛ほか板。続編：嘉永2年11月、橘文浮序。嘉永3年11月刊。［紀州］帯屋伊兵衛ほか板。 【備考】分類「和歌」。紀伊国の名所を詠んだ和歌集。1カ所につき1首から数首で、正編は「真土山」「真土山川」「庵崎」「角太河」「高野山」など70カ所100首、続編は「大我野」「兼里」「高野」「高野石室」「高野橋」など70カ所100首。 ★原装・題簽付・状態概ね良好（ごく一部小虫）。記名あり・蔵書印あり。正続揃いは稀（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。【参考価格（初出品時の相場です）：日本の古本屋で、紀伊国名所百首（正・続・新続3冊）揃いが、100,000円。正・続2冊が、45,000円～54,000円。続編1冊が、62,640円。続編写本1冊が、38,000円】。