史料纂集・経覚私要鈔・5冊/摂関家出身の奈良興福寺別当・経覚の日記・応仁の乱に至る激動期の政治・経済・社会研究の重要史料である 卸売

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史料纂集・経覚私要鈔・5冊/摂関家出身の奈良興福寺別当・経覚の日記・応仁の乱に至る激動期の政治・経済・社会研究の重要史料である

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史料纂集・経覚私要鈔・5冊/摂関家出身の奈良興福寺別当・経覚の日記・応仁の乱に至る激動期の政治・経済・社会研究の重要史料である

昭和46年-昭和60年 もともと何冊かは不明ですが1巻から5巻まで ゆうメール・レターパック規格外 80サイズ 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

室町時代の政治・経済・社会・宗教に関する一級史料!
大和の情勢・京都中央政界の動向等を詳細に記した摂関家出身の奈良興福寺別当、経覚の日記を翻刻!

【内容説明】
奈良興福寺大乗院別当第18世門主経覚(1395~1473)の日記。『私要鈔』の名は、原本の表紙に題せられたところである。原本は、独立行政法人国立公文書館に所蔵され、欠年もあるが、応永22年(1415)から文明4年(1472)までが現存。
その内容は、興福寺内の寺務・寺領支配から国人の動向、大和の情勢、京都の動静にまでおよび、朝幕関係から幕府内部の動向も書かれている。嘉吉の乱から応仁・文明の乱勃発の時期までの政治・社会・経済史研究の一級史料である。
経覚は、興福寺の実力者として、その職掌は寺内の法務から寺領の経営にまで多岐におよぶ。大和国内の興福寺の力関係から、同国内の支配、豪族や国人層との対応対立なども克明に記録する。
この時期の史料としては、『大乗院寺社雑事記』とならぶ基本史料といえる。経覚は、本拠地の奈良から、常に京都の情勢を見据え、絶えず関心をはらっている。これには、彼の摂関家出身という貴族の出自が大きく影響している。

経覚私要鈔
きょうがくしようしょう
興福寺大乗院第18世門跡経覚の日記。『安位寺殿御自記(あんいじどのごじき)』ともいう。日次記(ひなみき)65冊と、別記(べっき)16冊の自筆本が国立公文書館に所蔵されている。日次記は欠失部分もあるが、1415年(応永22)から72年(文明4)にわたっている。別記には維摩会勅使引付(ゆいまえちょくしひきつけ)、他寺探題日記、能登岩井(のといわい)両河用水記、興福寺僧綱補任(そうごうぶにん)、細呂宜郷下方(ほそろぎごうしもかた)引付、大僧正一座宣事(だいそうじょういちざせんじ)、維摩会記、室町殿南都御下向事などがある。経覚は四度にわたり興福寺別当に就任した。その記述は、興福寺内の寺務、寺領支配をはじめとして、大和(やまと)国人の動向や京都の政治情勢にまで及び、応仁(おうにん)の乱に至る激動期の政治、経済、社会研究の重要史料である。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

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